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■はじめに
■1周波と2周波
 について
■観測方法の
 基本
■従来のスタティック
 測量
■従来の
 RTK測量
■VRS-GPS
 とは?
■VRS-GPSに
 必要な機材
■VRS-GPSを
 利用した場合
■観測方法別
 GPS比較表
■GPS導入検討
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  GPS測量について
  掲載日 2004年12月1日
はじめに

    最近土地家屋調査士の先生方の間でもすっかり定着した感のある"GPS"
    ですが、一口に"GPS"と言っても、地形を取りたいのか、基準点を出したい
    のか、観測対象物の変位を測定したいのか等々、観測の目的が違うとその
    観測方法も変わってきます。

    ここでは、調査士業における"GPS"の基本及び活用方法、導入を検討する
    際のメリットやデメリット、あるいは注意すべき事項について述べていきたい
    と思います。


1周波と2周波について

    人工衛星から送られてくる電波には、L1(1575.42MHz)と、L2(1227.6MHz)
    の2種類があります。このうちのL1のみを使用するのが1周波観測、L1/L2
    の両方を使用して観測するのが2周波となります。

    1周波観測の場合は、観測方法が限定されることと、座標精度が落ちること
    が知られています。

    詳細は 観測方法の基本の表内に記載しましたが、ご購入を検討される際に
    は、使用目的と将来のアップグレード等を考慮に入れた上で、機種決定をす
    ることが重要です。


観測方法の基本
観測方法

測量手法受信機 基線長観測時間 公称精度
スタティック法 2周波10km以上 1〜3時間5mm+1ppm×D
1周波10km以内 60分1cm+2ppm×D
短縮スタティック法 高速スタティック法 2周波5km以内 10〜20分2cm+2ppm×D
1周波20〜30分
擬似キネマティック法 1周波5km以内 10分×2回2cm+2ppm×D
キネマティック法 1周波1km以内 60秒2cm+2ppm×D
RTK-GPS法(500m以内で利用) 2周波5km以内 10秒 2cm+2ppm×D
2周波


従来のスタティック測量
スタティック測量
◎主な特徴

  ◇長所
   @観測精度が良い

  ◇短所
   @観測時間が長い
   A多くの機材が必要である
   B結果的に高額な投資が必要になる


従来のRTK測量
RTK測量
◎主な特徴

  ◇長所
   @観測時間が短い
   A固定局1台・移動局1台で使用可能である
   Bスタティックと比較すると安価である

  ◇短所
   @観測精度が十分ではない
   A観測距離が短い

   
VRS−GPSとは?

    VRS-GPS(略称V-GPS)=仮想基準点方式(Virtual Reference Station)

    全国の国土地理院電子基準点データを、配信機関である(社)日本測量協会
    から民間の計算センターを通じて、観測点でリアルタイムにデータを受けて
    観測する方法です。

    最近は、測量会社などで利用されるケースが増えてきていますが、衛星から
    の電波が受信できることは当然ながら、データの送受信に携帯電話を使用す
    るため、使用できる範囲が限定される場合もあります。   

  VRS-GPS概念図

VRS-GPS
    

VRS−GPSに必要な機材
VRS-GPS機材
◎VRS−GPSの特徴

  ◇長所
   @観測時間が短い
   A距離を気にせず観測可能
   B機材・ソフトを大幅に削減
   C既知点に設置不要

  ◇短所
   @精度的に不十分である(±2〜4cmの誤差)
   Aデータ配信契約と通信費が必要である

    

VRS−GPSを利用した場合
比較1 比較2    

観測方法別GPS比較表

観測方法 従来のGPS測量 VRS-GPS
スタティックRTK スタティックRTK
精度 ×
5o+1ppm×D2cm+2ppm×D 2cm+2ppm×D±2cm〜4cm
観測時間1〜3時間 10秒10〜20分 5〜10分
必要台数3台〜 2台〜2台〜 1台〜
測定範囲基準点の範囲内 500m〜1km
(無線範囲)
基準点の範囲内 電子基準点の範囲
 内(一辺約30km)
観測局の移動固定局が
 3台以上
固定局+移動局 固定局のみ移動局のみ
観測機材2周波×3セット 2周波×2セット 2周波×2セット2周波×1セット
既知点の有無基準点3点以上 基準点1点 Webでデータ入手仮想基準点の設置
直接観測 ×
携帯電話or
無線範囲
不問 不問 必要(制限あり)必要(制限あり)
データサービス料金不要 不要必要 必要
価格×
境界の測量 ×

     ※VRS-GPSのデモンストレーションを見る時の注意事項

     弊社でも経験がありますが、メーカーのデモンストレーションを見るとき、
     既知点上で観測した場合は、±5mm〜1cmの精度内に収まることがよく
     ありますが、新点を求めた場合には、理論上最大で±2cm〜4cmの誤差
     が発生する可能性がある事を承知しておいて下さい。
    


GPS導入検討チャート
チャート     

  関連ページ →測量関連情報(登記申請書A4横書きの標準化について)

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